こんにちは、
あわもり(Awamori_dqx)です。
最近Twitterを見ていると「ピアノの先生になりたい」というツイートを目にする機会が増えたように思います。
保護者さんから届いたメール✉️
「娘が大きくなったらピアノの先生になりたいって言ってましたよ♪」
大好きな仕事でも大変な事や逃げたくなる時もある。
けど可愛い生徒さんと心優しい保護者さんのお陰で私は頑張れる✨
いつもみんなに言ってるけど、私はとても幸せなピアノ講師だと思います😊🎹— Risa@鍵盤弾き (@risanyan32) September 2, 2019
私なにも頑張ってないな
何か頑張りたいな
しばらく触ってなかったピアノ、
弾いてみようかな……
小学生の時に抱いていた
「ピアノの先生になりたい」という夢、
放っておいていいの?
こんな人生でいいの?
今からでも叶えられるかな…
音楽様、私に力をください。
私も全力で向かいます。— 👁🗨漆黒のうさぎ🥀 (@USAGI_pyoko2) August 26, 2019
RT 私はピアノの先生になりたいと思いながら絶対に無理だし向いてないと思い込んでました。
グランドピアノ持ち込みで結婚したいと思ってたら婚活失敗しました。
運のない人生でした。
でも今まだ小さいけど夢が叶っています。
思うは招く。
どーせむり、にSTOP‼️
だったらこうしたら?という言葉を。— nene (@piano_nene) June 17, 2019
世の中も「モノ消費からコト消費へ」なんて言われており、習い事の需要はこれからますます高まって行くものと思います。
それに連れて、ピアノの先生になりたい!という方も、これから増えて行くのではないでしょうか。
そんなワケで本日は、
「ピアノの先生になるには?資格は必要?大学は音大必須?」
と題しまして、
- ピアノの先生になるにはどの程度の知識・演奏能力が必要?
- ピアノの先生になるには資格が必要?
- ピアノの先生になるには大学は音大を卒業することが必須?
以上の3テーマについて、分かりやすく解説をしていきたいと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
ピアノの先生になるにはどの程度の知識・演奏能力が必要?
ピアノの先生といえば、子供に指導したり、音楽の楽しさを教えるイメージがありますが、最近では「大人のピアノ教室」といった、大人向けの教室も増えてきています。
やはり、子供に指導するのと大人に指導するのでは、やり方が変わってきますし、大人といっても年下だったり、親や祖父母世代だったりと、年齢層もバラバラです。
また、ピアノの先生は、個人に教えたり、グループで教えたりと、生徒の人数によっても教え方が変わってきます。
もちろん、ピアノが初めての生徒であれば、鍵盤を押すと音が出る事を教えなくてはいけませんし、演奏がうまくいかない生徒には演奏のコツを教えたりと、生徒一人一人に合わせた指導方法が必要です。
このように、ピアノの先生は、生徒にたくさんのことを教えなくてはなりません。
そのため、なくてはならないのが
・楽譜の読み方
・音楽のルーツ
といった、基本的な知識です。
ピアノの先生なのに、ドレミがわからなくては、指導ができません。
また「この作曲家は、どういう考えを持っていて、この年代はこんなことが流行っていたからこういう曲ができた」などといったことを伝えると、生徒がより演奏しやすくなります。
こうした、生徒それぞれに合わせた指導方法を考えるための知識も、ピアノの先生には、必要です。
そのためには、今まで覚えた知識だけでなく、これからも知識を増やしていかなければなりません。
ピアノの先生も、教師や医師と同じように「そこがゴールではなく、そこからがスタート」と言えます。
また、必要な演奏能力としては、とくに規定はありません。
ですが、最低でも「音楽が詳しくない人でも聞いたことのある曲を楽譜通り完璧に弾ける」ということが必要です。
生徒の中には、音大を目指しているような、本格的に音楽の道に進もうと考えている、レベルの高い生徒もいます。
そういう生徒にも、同じように指導するためには「難しい曲でもすぐに弾けるようになる」という事が必要です。
そして、こちらも弾けるから終わりでなく、常に上を目指す努力をし続けなければなりません。
ピアノの先生になるには資格が必要?
自宅などでピアノ教室を開く場合は、なんの資格を持っていなくてもいいのです。
国が認めたような資格があれば、先生それぞれのレベルが一目でわかります。
ですが、ピアノの先生は、塾の先生と同じで、取らなくてはいけないような資格はありません。
しかし、ピアノの先生の資格がないわけではなく、認定資格として、
・ヤマハ音楽能力検定(URL:https://www.yamaha-mf.or.jp/grade/)
・カワイグレード認定制度(URL:https://www2.kawai.co.jp/school/gradetest/)
・全日本ピアノ指導協会ピティナ・ピアノ指導者ライセンス(URL:http://www.piano.or.jp/certification/)
といったものが、設けられています。
ヤマハやカワイといった楽器店が主催なので、ピアノをやる方なら知らない人はいないですね。
この認定試験には、さまざまなランクがあり、自分の能力を試すランクから、ピアノの先生として指導できるランクなどがあります。
そして、個人ではなく、ヤマハやカワイのピアノ教室で先生として指導したいという場合は、この認定試験で一定以上のランクに合格しないと指導できません。
もちろん、ランクによって受験料も違います。
また、個人で開業する場合であっても、目に見えた資格があると、生徒の判断基準として有効です。
この中でも、ヤマハ音楽能力検定の試験は受験資格がとくにないので、自分がどの程度のレベルなのか、腕試しとしての受験もいいかもしれません。
その他の試験も、国家試験のような厳しい受験資格があるわけではないので、ピアノの先生になる事を考えている方は、一度受験を考えてみてはいかがでしょうか。
ピアノの先生になるには大学は音大を卒業することが必須?
「ピアノの先生になるなら、音大卒が当たり前でしょ?私は音大出てないから…」と諦めないでください。
じつは、ピアノの先生は、資格がないのと同じで、音大卒でないといけないということはありません。
ですが、やはり肩書きに「音大卒」とあった方が、生徒からの信頼度は高いです。
しかし、音大を出ただけの人と、音大を出ていなくても日々の努力を怠らず、音大卒レベルの技術や知識を持った人とではまた違ってきます。
つまり、ピアノの先生になるには、最低でも音大卒と同等程度の技術や知識がないと、実力不足です。
なので、もしも音大卒でない場合は、音大で教壇に立っているような教授から指導を受けたり、同等の指導を受けるのをオススメします。
それが難しいという場合は、ヤマハやカワイのピアノ教室で、まずは生徒としてレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。
レッスンで知識や技術を磨き、先生の指導方法を身をもって体感し、そして、認定試験に見事合格すればピアノの先生としてデビューすることができます。
最初は、ヤマハやカワイのピアノ教室で業績を残し、その後希望があれば、自宅などで個人の教室を開けば、自他共に認める立派なピアノの先生です。
この方法は、少し時間がかかりますが、音大卒でない方でも、確実にピアノの先生になれる方法と言えます。
ぜひ、参考にしてください。
ピアノの先生になるには?資格は必要?大学は音大必須?:あとがき
そんなワケで本日は、
「ピアノの先生になるには?資格は必要?大学は音大必須?」
と題しまして、
- ピアノの先生になるにはどの程度の知識・演奏能力が必要?
- ピアノの先生になるには資格が必要?
- ピアノの先生になるには大学は音大を卒業することが必須?
以上の3テーマについて、深掘りをしてまいりました。
今後、通信技術や速度が発達すると、オンラインピアノ教室みたいなものも流行ると思いますので、ピアノの先生のニーズはこれからますます高まるのではないでしょうか?
YouTubeにピアノのレッスン動画をアップしても面白いでしょうしね。
今でも「自宅でできるピアノレッスン」として、DVDによる通信教育をやっている先生もいらっしゃいますので、まずは試しにどんなレッスンをやっているのか、参考として自身で試してみても良いかも知れませんね。
ともあれ、ピアノの先生に限らず、夢を叶えるためには、やっぱり日々の不断の努力が何よりも大切になると思いますので、何事であっても、自己研鑽を続けていきたいですね。
ではでは、最後までお読み頂きまして、
ありがとうございました!