こんにちは、
あわもり(Awamori_dqx)です。
最近Twitterを見ていると消費税増税に関するツイートを目にする機会が増えたように思います。
【おしらせ】2019年10月1日(火)に予定されている、消費税増税に関する利用料金等の変更予定についてのご案内を「目覚めし冒険者の広場」にて掲載しました。https://t.co/Xrvtte7Hvu #DQ10 pic.twitter.com/Tdujby4sXx
— ドラゴンクエストX 公式 (@DQ_X) September 2, 2019
消費税率10%へのアップで貧困層と富裕層の税・社会保険料負担の格差は12%拡大します。所得200万円の負担率は33%→34.6%(1.6ポイント増)、所得100億円は22.2%→22.5%(0.3ポイント増)。貧困層は富裕層の5.3倍も消費税増税で負担が増え、最低生活費非課税から更に逆行して貧困を深刻化させます pic.twitter.com/C9YLdRYrKw
— 井上伸@雑誌KOKKO (@inoueshin0) September 2, 2019
藤戸さんの年後半の日経平均株価予想。
消費税増税で18000円台まで突っ込む。 pic.twitter.com/F99pWNnZLg— インヴェスドクター (@Invesdoctor) August 26, 2019
消費税の増税といえば、最近ふと思うことがあります。消費税を10%へ増税することで、どんなメリットがあるのだろうか?デメリットばかりではないのだろうか?そんな疑問が沸き起こる今日この頃。
そんなワケで本日は、
「消費税を10%へ増税するメリット・デメリットを考察してみた。」
と題しまして、
・消費税を10%へ増税するメリット
・消費税を10%へ増税するデメリット
以上の2テーマについて、深掘りをして行きたいと思います。
私自身、税金の専門家ではないので、学術的な考察はできませんが、1市民、1消費者として、思ったこと・感じたことをまとめて行きたいと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
消費税を10%へ増税するメリット
何らかのメリットがなければ、消費税の増税なんていう政策は行わないでしょうから、期待される効果があってこその消費税増税なのだと思います。
果たして消費税を10%へ増税するメリットはどんなメリットがあるのでしょうか?
メリット① 社会保障制度の充実が期待できること
消費税増税の一番の目的は社会保障制度の充実だと思います。
老後資金は2,000万円必要。
なんていう金融庁の試算が少し前に話題になったりもしましたが、高度経済成長期に、「日本がこのまま右肩上がりで成長して行くこと」を前提として設計された、現行の年金制度の維持は、このままでは困難であることは自明の理。
現役世代だけでなく、年金受給世代からも公平に税の徴収が可能な消費税によって、その社会保障制度の不足額へ充当出来るのならば、納得感も高いのではないでしょうか。
メリット② 税金の取りっぱぐれを低減できること
我々サラリーマンは毎月のお給料から所得税や住民税を天引き(源泉徴収)されていますので、国が税金を取りっぱぐれるということは皆無かと思います。
一方で自営業者や農業・林業・水産業従事者の課税所得は税務署も捕捉するのが難しく、昔から「クロヨン(9・6・4)」なんて言われたりしますからね。
サラリーマンの課税所得捕捉率は9割に対し、基本的に課税所得額が自己申告である自営業は6割、農業・林業・水産業は4割なんて言われています。
そのような状況下、公平に課税が可能な消費税は、税金の取りっぱぐれを低減できるので、増税を行うことで更にその公平度合いが増すのではないかと思います。
消費税を10%へ増税するデメリット
今度は逆に、消費税を10%へ増税することで生じるデメリットについて、考察してみたいと思います。
デメリット① 消費が低迷する恐れがあること
言わずもがな、労働者の賃金が上がらず、消費税だけ増税されれば、その分消費は落ち込むことになるでしょう。ひいては、景気悪化の引き金になる恐れがあると思います。
お酒や外食を除いた飲食品や定期購読の新聞については消費税が8%で据え置かれる、いわゆる軽減税率が適用されますが、生活必需品全般の消費税が据え置かれるワケではありません。
キャッシュレス決済を対象としたポイント還元政策で、どこまでリカバリ出来るか期待がかかる所ですが、これも時限の政策ですので、ポイント還元政策が終わった後の消費の落ち込みも今から心配ですね・・・
デメリット② 中小企業の負担が増える恐れがあること
日本全体の7割以上が中小企業だと言われていますが、消費税の増税によって、増税への対応や業務が煩雑になるなど、中小企業の負担が増えるのではないかと危惧されます。
前述の軽減税率もそうですよね。
1つの買い物の中に複数の税率が混在することになります。
これまで1本で良かった税率と比べると経理処理も煩雑になるでしょうし、申告業務を煩雑になるものと思います。
ただでさえ人手不足のこの世の中で、消費税処理に係る事務処理が煩雑になると、日本全体での生産性の低下に繋がる恐れがあるのではないでしょうか。
消費税を10%へ増税するメリット・デメリットを考察してみた。:あとがき
そんなワケで本日は、
「消費税を10%へ増税するメリット・デメリットを考察してみた。」
と題しまして、
・消費税を10%へ増税するメリット
・消費税を10%へ増税するデメリット
以上の2テーマについて、考察をしてまいりました。
私個人的には、やはり消費税増税後のポイント還元政策に期待をしています。
キャッシュレス決済の促進にもつながるでしょうし、上手く活用して、消費税増税分を少しでも取り戻せたら良いなと思っています。