こんにちは、あわもりです。
2016年4月1日から電力自由化が始まり、早いもので、3年が経過しました。
その間、僕も家計改善、固定費削減をすべく、東京電力→ENEOSでんき→楽天でんき、と電力会社の乗り換えを続けています。
今般、楽天でんきへ切り替えてから、およそ1ヶ月が経過しましたので、電気料金を検証してみたいと思います。
電力会社を乗り換えると電気料金が安くなるって本当?
楽天でんきはどうかな?
何かデメリットはないだろうか?
自分も乗り換えるまでは色々と不安がありました。
そこで本日は「楽天でんきの電気料金を他の電力会社と比較してみた。」と題しまして、楽天でんきへ乗り換えると本当に電気料金が安くなるのか?実体験を元に検証してみたいと思います。
目次
楽天でんきの料金体系の特徴
楽天でんきの料金体系の特徴は何と言っても完全従量制であることです。
どういうことかと言いますと、
楽天でんき:料金単価×電気使用量
他の電力会社:基本料金+料金単価×電気使用量
上記の通り、普通は電気を全く使わなくても基本料金が掛かるのですが、楽天でんきの場合は基本料金は0円。使った分だけお支払いすれば良いという、非常に明快で分かり易い料金体系になっているのが特徴です。
サブスクリプション全盛の今の時代にとてもマッチした料金体系ですね。
ちなみに電気料金の単価は地域によって異なり、電気使用量1kWhあたり以下の通りです。※当該電気料金の単価は本日現在の情報です。最新の料金単価は楽天でんきのWEBサイトをご確認下さい。
・北海道電力エリア:29.50円
・東北電力エリア:26.00円
・東京電力エリア:26.00円
・中部電力エリア:26.00円
・北陸電力エリア:21.50円
・関西電力エリア:22.00円
・中国電力エリア:24.00円
・四国電力エリア:24.00円
・九州電力エリア:23.00円
・沖縄電力エリア:26.50円
北陸電力エリアがダントツで電気料金が安いですね。
そういえば、家屋の平均面積は富山県が全国一だと聞いたことがあります。富山県は広い家を持っている人が多いと。石川県や福井県も全国平均よりも広いと聞いたことがあります。
家屋が広いとそれだけ電気代も掛かるでしょうから、単価が安いのは嬉しいですね。
楽天でんきの料金を実際に確認してみた
さて、楽天でんきを契約している僕の、2019年4月度の電気使用量および電気料金が確定しましたので、まずは確認してみたいと思います。
じゃーん
2019年4月度の電気使用量は194kWhでした。これに東京電力エリアの料金単価26.00円を掛け合わせて5,044円です。
そこから燃料費調整額を減算、再エネ発電促進賦課金を加算して、総額5,512円でございます。
燃料費調整額というのは、火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)の価格変動を電気料金に迅速に反映させるため、その変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度に準じた金額のことです。
再エネ発電促進賦課金というのは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度に準じた消費者の負担金額です。
再エネ発電促進賦課金は国(経済産業省)が一律で決めている金額になりますので、電力会社どこを選ぼうとも金額は変わりません。ちなみに2018年5月分から2019年4月分までは1kWhあたり2.90円、2019年5月分から2020年4月分までは1kWhあたり2.95円です。
楽天でんき vs 東京電力 料金比較
では早速、楽天でんきと他社の電気料金を比較してみましょう。まず最初の対戦相手は東京電力です。
東京電力で194kWhを使用した場合の電気料金の計算は以下の通りです。※アンペア数30A、スタンダードSプランを契約していると仮定しています。
・基本料金:842.4円
・従量料金(~120kWh):@19.52円×120kWh=2,342.4円
・従量料金(121kWh~):@25.98円×74kWh=1,922.52円
【合計】5,107円
結果 楽天でんき5,044円 東京電力5,107円 差額63円
微々たる差ではありますが、楽天でんきの方が63円程安いですね。
ちなみに燃料費調整額と再エネ発電促進賦課金は基本的に各社横並びなので、比較からは外しています。
楽天でんき vs ENEOSでんき 料金比較
続いて、楽天でんきとENEOSでんきを比較してみたいと思います。
ENEOSでんきで194kWhを使用した場合の電気料金の計算は以下の通りです。
・基本料金:842.4円
・従量料金(~120kWh):@19.52円×120kWh=2,342.4円
・従量料金(121kWh~):@24.09円×74kWh=1,782.66円
【合計】4,967円
結果 楽天でんき5,044円 ENEOSでんき4,967円 差額77円
微々たる差ではありますが、ENEOSでんきの方が77円程安い結果でした。
乗り換えておきながらなんですが、値段だけで見るとENEOSでんきの方がお得と言えそうですね。
楽天でんきの魅力は楽天ポイントが使えること
先程の請求額の内訳を見て頂ければ分かると思いますが、請求額は5,512円でしたが、実支払額は0円でした。
何故かと言うと、設定をしておけば楽天ポイントが自動充当されるので、請求額以上の楽天ポイント残高があれば実支払額は0円になります。
これの何が魅力的かと言うと、期間限定ポイントが使えることです。
楽天の期間限定ポイントって期限がかなり短くて失効してしまうことが多くありませんか?
かといってポイントのために余計な買い物をするのも勿体ないし・・・
しかしながら電気料金ならば毎月必ず5,000円以上は発生しますので、期間限定ポイントを無駄にしないという意味合いでは物凄く使い出があると思います。
確かにENEOSでんきの方が若干安いという試算ですが、楽天ポイントを有効活用出来ることを考えると77円の差は気にならないレベルではないでしょうか。
楽天でんき その他の魅力
他にも以下のような点をに魅力を感じ、僕は楽天でんきへ乗り換えをしてみました。
・電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント付与される
・解約手数料や違約金の類が一切必要ない
・新規契約時に楽天ポイントを2,000ポイント貰える
折角自由に電力会社を選べる時代になったのですから、賢く選んで、少しでも家計の負担を優しくしたいですよね😋
楽天でんきの電気料金を他の電力会社と比較してみた。:まとめ
本日のまとめです。
- 楽天でんきは料金だけで見れば最安値ではないが、期間限定ポイントを消費できるのが何よりもの魅力
- 楽天でんきよりもENEOSでんきの方が安いが新規契約キャンペーンのポイントで相殺可能
- 賢く電力会社を選んで家計改善しましょう
ってな感じでしょうか。
国も年金が将来破綻するので頑張って個人で貯蓄してね。なんてメッセージを発するようになりましたが、電気料金のような固定費は是非とも削減して、少しでも将来の資金を蓄えたい所ですよね。
電力会社の切り替えはWEBから手間なく簡単に出来ますので、もし興味があれば、お得に乗り換えてみては如何でしょうか?おすすめです😊
そんなワケで、本日は「楽天でんきの電気料金を他の電力会社と比較してみた。」と題しまして、楽天でんきへ乗り換えると本当に電気料金が安くなるのか?実体験を元に検証をしてみました。