こんにちは、あわもりです。
先日以下の様なツイートをしました。
やっとセブンがコード決済に対応しますね。これは嬉しい!
最近自分は現金を一切持ち歩かないキャッシュレス生活にチャレンジしているのですが、セブンは各社のQR決済に一切対応していなかったので、足が遠のく今日この頃でした。やっとセブンの利用頻度が上がりそうです!😆https://t.co/vyow7CjBPD— あわもり (@Awamori_dqx) 2019年4月11日
やっとセブンがコード決済に対応しますね。これは嬉しい!最近自分は現金を一切持ち歩かないキャッシュレス生活にチャレンジしているのですが、セブンは各社のQR決済に一切対応していなかったので、足が遠のく今日この頃でした。やっとセブンの利用頻度が上がりそうです!
ツイートの通り、現金を一切持ち歩かないキャッシュレス生活にチャレンジしています。実にキャッシュレス生活を始めてから2年程経ちます。今では現金を使う機会は、週に1度、神社へお参りする際のお賽銭くらいですね(笑)
※余談ですが、世の中にはキャッシュレス賽銭箱を設置している最先端の神社もある様です。インバウンド需要も狙えると思いますし、もっと普及して欲しいですね。
さて、そんなキャッシュレス生活を実践している僕ですが、今日はその「キャッシュレス決済」のメリットについて考察して行きたいと思います。
目次
日本はキャッシュレス後進国
日本は昔から現金主義が根強く、クレジットカードやデビッドカードなどの使用率が先進国の中では著しく低いのが現状です。しかしながら近年、政府はキャッシュレス決済を非常に推進しており、今後は一気に普及していく可能性があると思っています。
昨年、経済産業省を中心に産学官連携の「キャッシュレス推進協議会」が発足、日本のキャッシュレス決済比率は約20%と言われていますが、これを2025年までに倍増の40%を目指すという明確な目標値を設けて、キャッシュレスの推進が始まっています。
消費税増税に伴うキャッシュレス決済時の優遇措置、ポイント還元政策はその潮流を後押しするのではないでしょうか。よもや強引ともいえるほど、そこまで推し進めようとするのには理由があると考えます。
キャッシュレス決済には、現金決済にはないメリットがあるからです。それらは大きく3つに分かれると思います。「利用者」「お店」「国や自治体」それぞれの視点でチェックしていきましょう。
キャッシュレス決済:利用者のメリット
1つ目は利用者にとってのメリットです。単純に現金を持ち歩かずに済むことは、安全性の向上や手間の軽減につながります。そう言われると、現金の方が安全だと感じるという人もいるでしょう。しかしながら、それは日本が平和なので錯覚しているだけだと思っています。
奪う側(犯罪者側)からすると、すぐに使用できる現金の方が楽なのは間違いありません。キャッシュレス決済は高額決済になるとサインやパスワードを求められることがありますし、クレジットカードは盗難されたことを発行元のイシュワー(クレジットカード会社)に連絡されると止められてしまいます。
そうなると、せっかく奪ったとしても当該決済手段を利用出来ず、リスクとリターンが見合っていない状態になってしまうのです。つまり、悪意のある人は現金を狙う方が効率が良く、そのため諸外国では現金を持ち歩く人が少ないのです。
僕がキャッシュレス生活を始めた一番のきっかけは小銭を持ち歩くのが煩わしい、メタボ財布とサヨナラしたい。という思いがあったのですが、とはいうものの、小銭の重量なんて高が知れていると思いますので、キャッシュレスになったところで荷物の軽減という恩恵はあまり感じないでしょう。
しかし、お金を引き出す手間は確実に減らせます。近年は24時間引き出せるところが増えたとはいえ、それでも大金を引き出そうとするとやはり窓口に行かなければなりません。
銀行の窓口は夜間は閉じているところがほとんどです。キャッシュレス決済も一般的に限度額はありますが、それを高く設定していれば高額な支払いも可能です。それに少額を引き出す場合でもATMに並ぶのって結構わずらわしいですよね。時間ももったいないですし。
このように利用者にとってはメリットが大きく、現金主義の人もいったん利用を始めるとすぐに慣れるものと思います。
キャッシュレス決済:お店のメリット
2つ目は店側にとってのメリットです。現金で運営していると、当然ですが、小銭やお札を物理的に管理する手間が発生してしまいます。キャッシュレスの場合はそのような手間が一切発生しません。すべてデータとなっているので、帳簿付けもずいぶん楽になります。
一説によると、日本全体の現金を扱うことによるコストは2兆円とも言われていますよね。人口減で働き手がどんどん減少する中、現金の扱いを減らしていくことは、生産性向上につながりますので、今後ますます進んで行くものと思っています。
また、クラウド型の会計システムの中には、カード会社のシステムなどと連携する機能によって、自動的に明細を読み込んでくれるものも多いです。つまり本業以外の会計という業務を一気に減らせる可能性があります。
お釣りの間違いや現金の紛失によって収支が合わないといったトラブルも防げるようになりますよね。レジで精算に時間をかけなくてよくなり、回転率を上げることにもつながるのではないでしょうか。
個人商店にいまいちキャッシュレス決済が普及しないのは、手数料の高さが原因だと言われています。クレジットカードなどの加盟店になると、基本的には料金を支払わなければなりません。それを嫌って導入していない店は少なくないです。読み取るための機器などを準備する費用もかかります。
しかし前述のような効果により、利益率がアップしていくと十分にそのような支出を回収できるでしょうし、消費税増税に合わせて、決済端末導入の補助金や、決済手数料の上限設定など、政府の政策も期待できますので、導入障壁はこれからどんどん下がっていくものと思います。
キャッシュレス決済:国や自治体のメリット
3つ目は国や自治体にとってのメリットです。「お金に色は付かない」なんて言葉がある通り、これまでの現金決済では、そのお金を誰がいつ何処で何に使ったか、後から追うことは非常に困難でした。
しかしながらキャッシュレス決済に於いては、資金の流れが明確になるため、税金の徴収を行い易くなります。現金の場合は、本来の税額をきちんと徴収できない場合があります。よく自営業者と比べてサラリーマンは不利だなんて言われている所以ですよね。
キャッシュレス決済は、前述のようにやりとりがデータとしてすべて残ります。お客様からどれだけの支払いを受けたかは一目瞭然です。決済プラットフォームを提供している会社側にもデータが残っておりますので、手元のデータだけ改ざんしても意味がありません。つまり、本来徴収すべき税額をしっかりと割り出すことが可能になるということです。
公平な税金徴収や税収の向上の観点、あとはマネーロンダリング防止の観点からも、国や自治体がキャッシュレス決済を推進するメリットは大きそうです。
まとめ
以上、3者の立場からキャッシュレス決済のメリットをまとめてみました。スウェーデンではキャッシュレス決済比率がほぼ100%(98%?)とも言われています。
グローバル社会の今日に於いて、この潮流はますます拡大していくものと思います。キャッシュレス決済を上手く活用して、人生を彩りあるものにして行きたいですね!😊