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ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?

2019年8月14日

ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?

 

こんにちは、

あわもり(Awamori_dqx)です。

 

最近Twitterを見ていると、

ベーシックインカムに関するTweetを、

目にする機会がとても増えたように思います。

 

 

 

 

やれ、老後資金が2,000万円必要だの、

我々の世代は年金が貰えないだの、

貰えたとしても75歳まで支給開始年齢が

後ろ倒しになるのではないか等、

人生100年時代における

お金に関する話題や不安は尽きません。

 

そのような状況下、

ベーシックインカムが議論の土台に多く上がる

ようになって来たのは、

自然の摂理、不思議ではない気がしています。

 

ところで、

ベーシックインカムって、

・日本での導入は可能なのでしょうか?

・導入国は果たして存在するのでしょうか?

・財源はどれくらい必要なのでしょうか?

そんな疑問がひしひしと湧いてまいりました。

 

そんなワケで本日は、

「ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?」と題しまして、

 

  1. ベーシックインカムの導入は日本では無理?
  2. ベーシックインカムの導入国はあるの?
  3. ベーシックインカムの財源は日本の場合どれくらい必要?

 

以上の3点について

深掘りをして行きたいと思います。

 

最後までお付き合いいただければ幸いです。

 





ベーシックインカムの導入は日本では無理?

 

ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?

 

ベーシックインカムとは、

誰もが等しく政府からお金を受け取ることが

できるシステムで、

いわゆる最低限所得保障の概念に

含まれるものです。

 

所得に関係なく、仮に無職であっても

毎月必ず一定額が受け取れますから、

従来の社会福祉に変わる仕組みとして

世界的に注目を集めています。

 

ベーシックインカムは日本の各政党ごとに主張が異なる

 

日本でも導入の議論は始まっていて、

賛成派と反対派が

それぞれの主張をぶつけ合っています。

 

国内では国民民主党が

給付付き税額控除の形で、

基本的所得の保障を基本政策に掲げています。

 

以前は旧希望の党が

ベーシックインカムの導入に前向きでしたが、

新生希望の党は

公約に掲げていないのが現状です。

 

自民党や公明党は反対の立場を取り、

共産党や日本維新といった政党は

やや賛成の立場です。

 

ベーシックインカムを日本で導入するのは難しいのではないか

 

全体的に反対派とやや賛成派が

多くを占めているので、

現状において日本でベーシックインカム

導入するのは難しいと思われます。

 

絶対に無理かと言えば微妙ですが、

世界に先駆けて導入できるかについては

微妙でしょう。

 

将来的に後追いで

導入する可能性はありますが、

世界的に導入する国が増えたり、

実績が十分に認められてからだと

考えるのが妥当です。

 

ベーシックインカムを日本で導入するには既存の社会保障制度を解体する必要がある

 

そもそも、

ベーシックインカムは税源の確保が難しく、

既存の社会保障制度を

解体する必要があります。

 

懸念される労働意欲の低下を

検証する必要もあるので、

日本における導入のハードルは

思った以上に高いといえます。

 

少子高齢化で国際競争力が心配な現状では、

積極的に導入を推し進める理由がなく、

むしろ足かせになる恐れが濃厚です。

 

【結論】ベーシックインカムを日本で導入するのは非現実ではないだろうか

 

国民から

導入を希望する声が上がれば別ですが、

今のところ希望者は少数派で、

現状維持を望む声の方が多いです。

 

改めて考えると、無理か否かでいえば

不可能ではないものの、

現状では非現実的だと結論づけられます。

 





ベーシックインカムの導入国はあるの?

 

ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?

 

ところで、

ベーシックインカムの導入国は、

果たして既に存在するのでしょうか?

 

ベーシックインカムの導入国は、

国家が本格的に導入している国はなく、

部分的あるいは実験的に

導入しているケースが殆どです。

 

ベーシックインカムの本格導入国はまだなく、国家レベルの実験でもフィンランドに限られている

 

アメリカではアラスカで実験が行われ、

試験的な導入ではあったものの、

ベーシックインカムの実験に成功しました。

 

ただ、厳密にはこれに近い制度であって、

部分的な導入に過ぎないものです。

 

福祉国家で知られるフィンランドでは、

2017年に国家レベルで

導入実験が行われています。

 

期間は1~3年ほどの予定で、

給付額は日本円にすると月々10万円ほどです。

 

この実験は最も本格的なものの1つで、

規模的にもトップクラスを誇ります。

 

カナダではオンタリオで同様に、

2017年から3年間貧困者に限り支給すると

発表しています。

 

対象者は4千人なので、

国家レベルの導入国ではありませんが、

しかし本格導入を想定した実験として

注視する価値はあります。

 

オランダでもユトレヒトに限定して、

2016年から試験導入されました。

 

このように、

ベーシックインカムの本格導入国はまだなく、

国家レベルの実験でも

フィンランドに限られています。

 

日本におけるベーシックインカムの類似導入例

 

日本で行われた定額給付金制度も、

一種の類似した導入例と

捉えられることがありますが、

1回限りで約1万円ですから、

似ているようで全くの別物です。

 

継続的に給付してこそ意味を持つ

ベーシックインカムは、

これまでの社会福祉制度と

大きく異るものです。

 

仕組みを大きく変え、

社会を一変させてしまう可能性

あるからこそ、

各国は慎重に実験して

導入の可否を探っているわけです。

 

ベーシックインカムの導入を日本が先行する可能性は極めて低いのではないか

 

つまり、

2019年の時点で

実質的な導入国は未だ現れておらず、

今後登場するか期待が掛かる状況です。

 

少なくとも、

日本が一番乗りする可能性は極めて低く、

逆に欧州から積極的な導入が

始まる確率の方が高いと見られます。

 





ベーシックインカムの財源は日本の場合どれくらい必要?

 

ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?

 

ところで、ベーシックインカム

日本で実現するためには、

どれくらいの財源が必要となるのでしょうか?

 

ベーシックインカムの財源には、

単純計算で毎月の給付額掛ける

国民の総人数分のお金が必要です。

 

日本の総人口が1億2千万人として、

1ヶ月に10万円ずつ給付するとなると、

単純に12兆円の財源が必要になります。

 

年間だと144兆円にもなりますから、

ベーシックインカム導入のハードルは

非常に高いことが分かります。

 

ベーシックインカムは所得制限をかけてしまうと本筋から外れてしまう

 

所得を問わず、

誰にでも等しく給付するのが

制度の目的なので、

所得制限をすると本筋から外れます。

 

勿論、実現性を重視するなら

所得制限もありですが、

本格導入を行うなら

制限を設けるのは間違いです。

 

財源の捻出から見てもベーシックインカムの導入は難しい

 

日本における年間の歳出は約96兆円で、

これに社会保障や公共事業に

防衛費などが含まれます。

 

税収を全てベーシックインカムにあてれば

実現性が高まりますが、

それでもまだ144兆円には程遠いです。

 

しかも、社会保障費以外も

あてることになるので、

社会制度の維持自体が難しくなるでしょう。

 

社会保障費だけだと、

全て精算しても約32兆円ほどの

財源しか確保できませんから、

やはり本格的な導入は困難です。

 

月々10万円の給付すら難しい状況において、

誰もが豊かに暮らせる金額の給付となると

更に非現実的です。

 

先行して導入実験を行ったアラスカは、

元々潤沢な天然資源を持っているからこそ、

実験とはいえ導入できたわけです。

 

フィンランドは期間限定ですし、

カナダは貧困層のみが対象ですから、

いかに財源の確保が難しいかが窺えます。

 

ベーシックインカム導入と現状とを天秤に掛けると、現状維持が良いと考える人が多いのも頷ける

 

給付額を減らせば必要なお金は減りますが、

半分の5万円にしても

年間72兆円ものお金が不可欠です。

 

ベーシックインカム導入となれば、

年金や雇用保険に生活保護など、

あらゆるセーフティーネットが解体されます。

 

そうしなければ導入できないほど

お金が必要ですから、

現状と天秤に掛けて

現状維持が良いと考える人が多いのも

頷けます。

 





ベーシックインカムを日本で導入するメリットとデメリット

 

ベーシックインカムのメリットとデメリット

 

最後にベーシックインカムのメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

 

ベーシックインカムのメリット

ベーシックインカムのメリットは何といっても「行政のコスト削減」だと思います。
生活保護や各種保証制度など、日本国が運営している制度を一本化することで、複雑に入り組んでいる仕組みがシンプルになり、日本の行政コストが大きく削減できるものと思います。
その削減したコストを更にベーシックインカムの原資にすることができれば、相乗効果が期待できますよね。

 

また「多様な働き方の推進」にもなるものと思います。
いつから人間は毎日こんな過酷な労働を強いられるようになったのか?とふと思うこともあるのですが、最低限の生活費が支給されるようになれば、働き方も大きく変わると思います。
裕福な生活がしたい人や、仕事そのものが生きがいという方は、これまで通り仕事に打ち込めば良いですし、逆に最低限の生活ができれば良いという人にとっては、週5日勤労をするといった常識から脱却することができます。
そもそも、仕事=人生みたいなものなのに、苦痛に耐える仕事を毎日していることは、人生自体が苦痛であるのと同義ですものね。
多様な働き方こそがベーシックインカムが実現する大きなメリットであると考えます。

 

ベーシックインカムのデメリット

ベーシックインカムのデメリットは、経済が社会主義的になる、要は競争意識が薄れるので、経済が停滞しがちになることが懸念されています。
働かなくても一定の報酬が約束されていることで、労働意欲・競争意欲が低減し、経済が発展しなくなるという考え方ですね。

ただ、この点については、テクノロジーの進展によってある程度賄えるような気もしています。
日本は今後人口が減少していくので、機械による労働の代替についても、違和感なく受け入れられていくものと思います。
逆に日本とは反対に人口増加社会だと、打ち壊し運動的なことが起きてもおかしくないですからね。
機械による労働の代替が進んでいけば、そもそも人間がそこまで労働しなくても、人々の生活が回っていく社会が作られていくものかと思いますので、そういう意味では、日本はベーシックインカムが普及する土壌を持ち合わせているとも言えます。

 





ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?:あとがき

 

ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?

 

そんなワケで本日は、

「ベーシックインカムの導入は日本では無理?導入国はあるの?財源は?」と題しまして、

 

  1. ベーシックインカムの導入は日本では無理?
  2. ベーシックインカムの導入国はあるの?
  3. ベーシックインカムの財源は日本の場合どれくらい必要?

 

以上の3点について

深掘りをしてまいりました。

 

結論としては、

ベーシックインカムを日本で導入するのは、

なかなか難しいのではないか、

という話をさせていただきましたが、

私、個人的には、

導入される日を待ち望んでいます。

 

現状の年金制度、

勤労世代が老人を支える

いわゆる「賦課方式」の持続が難しいのは

自明の理であり、

いつかどこかで

解体しなければならないものだと

思っています。

 

一方で年金の恩恵を大きく受けている

引退世代は人口のボリュームゾーンですので、

どうしても票が欲しい政治家の政策は

引退世代向けになってしまいますよね。

 

それは仕方のないことだと思いつつも、

問題を先送りしても

何も解決にはならないので、

こうやって議論が大きくなっている段階で、

早めに手を打つべきではないかと思っています。

 

が、財源の確保が難しいですからねぃ・・・

 

AIが進展して、農業・工業・サービス業、

人間の手を介在せずとも世の中が回る、

そんな時代が到来した暁には、

ベーシックインカム導入も現実のものと

なっているかも知れませんね。

 

ちょっとSFチックな話かも知れませんが、

昨今の技術進歩の速さを考えると、

意外とひょっとすると、

AIの進化が後押ししてくれるかも知れません。

 

そんな世の中を期待しましょう。

 

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